お客様のSTORY

日々を丁寧に生きるきっかけをもらいました。

日々を丁寧に生きるきっかけをもらいました。

「少しきちんとしたものを持っておきたいと思って」 古川さんの presentの日傘のことは、2020年11月に開催された地球フェスでマルシェに出展していらっしゃったのがきっかけで知りました。その時は、「わ〜!着物の日傘!素敵だなぁ!」って思った程度でした。   そこからはしばらく忘れていました。     また翌年、春過ぎになって、そろそろ日傘を使う時期になったんですね。   その時に、いつも使っていた折り畳みの日傘はあったんですけど、「何かきちんとしたものを持ちたいな。」ってふと思って、古川さんの日傘のことを思い出しました。     それで、実家に着物をみに行こうと思い立ちました。       「母は着物をたくさん持っている人」     母は、着物が好きだったようで、沢山持っていました。 こんなにたくさん持っていたんだなぁとびっくりしています。もう、今は着ていないので、タンスに眠っているままでした。     私には姉もいるんですが、姉は若い時着ていたこともありました。私はあまり着なかったんですが。     母から着物を見せてもらって、「わ!素敵だな」って思うものを、2枚持ち帰ってきました。どちらも、すごく素敵な柄で、その時は選べませんでした。     着物の柄って、どうしてこんなに素敵なんだろう? 心惹かれるというか、魅了されるというか。  ...
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祖父が大切に遺していた想いを形を変えて

祖父が大切に遺していた想いを形を変えて

三重県在住 A様 30代女性 FBでたまたま拝見した記事から 最初、古川さんの奥様とある映画を通して出会って、FBを拝見していたら、ご主人が着物の日傘を作られていると聞いて、ピンときて申し込みました。   5年前祖母が亡くなったときに、祖父が祖母の着物を何着が大切に風呂敷に包んでとっておいているのを見ていました。   今年祖父が病気になって、入院したときに、「この着物どうしょうか。捨てるわけにはいかないし。でも私も母も着る予定もないし、、、」と思っていたところ、FBの記事をたまたま拝見したんです。 母が子供の時、参観日には祖母がこの着物で この着物は、母にとってはとても思い出のある着物で。祖父と祖母が貧しかったときに、なんとか頑張ってやっと買った初めての着物だったそうです。母が小学生の時、その着物を着て、祖母が参観日に来てくれた時のことは、今でも覚えていると聞いています。   最初はオンラインで着物を古川さんにみてもらいました。汚れは多少あるけれど、日傘にできると聞いたときは嬉しかったです。   もう善は急げ!とすぐに古川さんに着物をお送りしました。     完成しましたよ、と連絡があって、郵送で送られてくるかと思ったのですが、はるばる三重県まで届けてくださいました。   なにかエネルギーを纏っている!!!! 箱から日傘が出てきて、ぱっと開いた時の、感動は凄かったです。漫画でいうと、「キラキラキラキラキラ」っていう効果音!!! もう本当に光が見えたというか、輝いて見えましたね。   その時に皺にならないたたみ方や、扱い方も教えてもらって助かりました。   母も、とても喜んでいて、でも大切にし過ぎて使えないとしまっています。それじゃぁ着物の時と同じだから、私は使ってますよ。   言葉ではうまく表現できませんが、もうとにかくエネルギーが宿っていると感じます。   開運ミニ日傘も、置いてあると、その周りの空気が違ってますから。   この日傘と、祖父と祖母の愛とともに、日々過ごしていけるのが嬉しいです。...
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「父が繋いでくれた着物を生かす道」

「父が繋いでくれた着物を生かす道」

チラシからのご縁   2021年1月17日に中日新聞に折り込まれていたチラシを見ました。生前遺影のチラシに最初は目がいきました。   昨年の12月父が他界し、その時に以前私の娘が撮影していた動画から笑顔の父の遺影を作成してもらったという経験があったためだと思います。   それで、何気なく裏をみたら、「え?着物から日傘って作れるの?」って思ったのがきっかけです。     私は着物は特に好きではなく、全く興味はありませんでした。     でも、なぜか着物のエピソードは、けっこう沢山あるんです。    数々の着物エピソード 成人式の時に、一番上の姉、2番目の姉、私 が同じ振袖を着るんですけど、どう考えても私に似合わない振袖で、、、   振袖には、あまりいい思い出がなかったです。     でも、だからこそ、自分の子供たちには自分の好きな振袖や袴を着させてやりたいと思えたのですけれども。     それと、私は3姉妹の3番目なんですが、結婚が一番早かったんです。それで母が「まだ花嫁にもたせる着物や家具が準備できていない、、、」って。     でも私は「そんなのいらないから、、、」って。特に気にもしていませんでした。これは姉から聞いた話ですけれど、それを母はずっとずっと気にしていたみたいです。     父の葬儀の時に、母が「着物を着る」って言い張って、、、姉たちは「腰が曲がってるのに、着物を着るなんて、、、何言ってるの!」とつっぱねたんですけど、私は「いいじゃない、お母さんの好きにさせてあげよう。私が探すよ。」と思ったんです。...
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